2020年8月3日月曜日

なぜ三浦春馬さんが自殺したの

三浦春馬さんが、自殺するなんて信じられない。
自殺する理由なんてあるのだろうか? そう思う方も多いはずだ。

2020年7月18日、マネージャーが三浦さの自宅へ迎いに行ったが返答なし。
マネージャーは不審に思ったのでしょう、管理会社に部屋を開けてもらうと
クローゼットで首を吊った姿の三浦さんを発見したのです。

病院に搬送したが、一縷の望みもかなわず、三浦さんの死亡が確認されてしまった。
享年30歳とあまりに早い死となってしまった

警察も調べたが事件性はなく、自殺と判断された。
三浦春馬さんに自殺をするほどの理由があったのか、不思議でならない。

私が感じる三浦春馬さんとは、性格的にもクセがなさそう-素直-で協調性のある好青年。
しかも高身長(公称178cm)でイケメン。

運にも恵まれているのか、それと持って生まれたオーラーが人を引き付けるのか、
デビューがNHKの連続テレビ小説「あぐり」の子役。
そして今もなお高い人気がある役者。

もしかして多くの男性は、三浦春馬として生きることができたなら、
どんなに幸せだろうかと思うのではないだろうか。

こんな人もうらやむ好青年が、なぜ自殺なんかをしなくてはいけないのか。

今、コロナ禍で、なかなか仕事ができず、内にこもりがちになり、
ネガティブな感情に支配されてしまい自殺と言う最悪の手段を選んでしまったのだろうか。

ところが役者としての仕事も動き出していた。
マネージャーが三浦春馬さんを迎えに行ったのは、
「おカネの切れ目が恋のはじまり」の撮影があったためなのだ。

しかも第4話の撮影の途中だった。
自殺の理由など微塵もないように感じる。

しかし警察が自殺と判断した遺書めいた日記があったのだ。
その日記には、「死にたいと考えた」と記されていたばかりか
「どう死ぬべきか」を自分に問い、答えることを繰り返し書かれていたと言う。

あの朗らかな好青年と(少なくとも私が)思っていた三浦春馬さんが、死を常に考えていた。
そんな思いを秘めていたなんて私には想像できなかった。

死を考えるほどのキッカケは、
「僕の人間性を全否定するような出来事があった」
「うつ状態になり自暴自棄になった」出来事が数年前にあり、精神的に追い詰められたようだ。

その具体的なキッカケの一つとして、長期間の留学を考えていたのに
事務所から「時の無駄」と言われ2カ月ほどで戻ってきたことが、ひどく傷ついたようだ。

その他にも自身が演じた役の影響を受けナーバスになったのではないかと言う。
国際共同制作による特集ドラマ「太陽の子」(2020年8月15日放映)に出演していた
三浦春馬さんは、神風特攻隊員として出陣する石村裕之介を演じていた。
戦時下で特攻隊員として命を散らす石村裕之介に対して悲痛な思いを日記に記していた。
役に入りすぎてしまい、よりナーバスになってしまったのか・・・。

私としては、これらのことで自殺したとは思えないが、
三浦春馬さんがとても繊細な青年だったことが分かる。

私が思う重大な自殺の要因は、三浦春馬さんの家族問題にあるように思う。

品の良い顔立ちから恵まれた家庭で育ったのかと思っていたが、かなり複雑だったようだ。情報が不確かなので、詳しくは言えないが、
三浦春馬さんは家族問題にかなり苦しんでいたようです。

三浦春馬さんには、まだまだ様々な問題を抱えていたかもしれない。
そして実際に自殺を選んでしまったのは、一時の感情によるかもしれない。

私ができるのは、三浦春馬さんのご冥福を心よりお祈りすることだけです。